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研究内容 Research
薬品化学研究室では「有機合成化学」の手法を駆使して、
以下の2つメインテーマを中心に優れた医薬品創製の基礎的
研究を行っています。
1. 新合成手法の開発
近年、医薬品の構造は多様化しており、標的となる化合物の効率的合成法の開発は、資源の有効利用や環境保護の面からも重要な課題です。このような観点から、当研究室では目的とする有機化合物のみを選択的に、また可能な限り操作性に優れた方法で合成するための新しい合成方法論の開発研究を行っています。
2. 新しい医薬品シード化合物(医薬品の候補となる化合物)の創製
上記で開発した新しい合成手法を用いて、短段階かつ効率的な経路で種々の新規化合物、特に多官能性複素環化合物類を合成し、より良い医薬品に向けての候補化合物を創り上げています。また、報告されている生物活性物質のより効率的な全合成研究もおこなっています。
更に本研究を通して見出された新規化合物類の中から他の研究グループとの共同研究により新規医薬品シード化合物を探索します。
また、治療用医薬品のシード化合物だけでなく、診断薬のシード化合物となるような蛍光プローブなどの機能性分子の開発もおこなっています。
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